部屋の明け渡しと鍵の返却

部屋の明け渡しと鍵の返却

 

 

引っ越しの日にちが決まったら
貸主に部屋の明け渡し日と
鍵の返却方法を確認しましょう。

 

 

荷物搬出が終わり、部屋は空っぽになった時点で
貸主に立ち会い、部屋を見て修繕箇所について
確認してもらいます。

 

 

ここで重要なのが必ず立ち会うということです。

 

 

貸主によっては、
「鍵だけ返却してもらえれば、修繕するところは後で連絡します。」
と言ってくる人もいますが

 

 

立ち会わなければ
あとで不当に減額された敷金の返還が行われるかもしれません。

 

 

また、貸主によっては
修繕に関する同意書を持ってきて
それに署名・捺印を求める人もいます。

 

 

修繕箇所に納得できない場合は、
絶対に署名・捺印をしてはいけません。

 

 

借主の責任で請求される修繕費用については
必ず見積もり書を発行してもらい
不当に高い場合や貸主が負担しなければいけない
項目が含まれてる場合は、きちんと拒否しましょう。

 

 

拒否した方がよい事例で多いのが

 

  • 畳や障子やふすまの日焼けや自然消耗
  • 部屋のクリーニング
  • 壁の画鋲の穴の修繕
  • 家具の重みによる凹み

 

といったものです。
これらは貸主の負担になります。

 

 

敷金は「家賃の滞納や借主の不注意で
建物を破損した時などの弁済に企てるための備え」です。

 

 

通常の使用に伴って生じた汚れや傷は、
借主の不注意で生じたものでないため
修繕費用を負担する必要ありません。

 

 

国土交通省の「現状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に
詳しく書いてあるのでそちらを見てみましょう。

 

 

貸主とトラブルになったら
国民生活センターや各地の消費者センターに相談してみれば
第三者としての客観的な判断をしてもらいます。

 

 

そこで納得できない場合は
少額訴訟を利用しましょう。

 

 

30万円以下の金銭の
支払いを求める訴えとして小額訴訟があります。

 

 

裁判は各地の簡易裁判所で行われ
1〜2時間で判決が出ます。
手数料も500円から3,000円と安く、誰でも簡単にできます。
訴訟起こしてから審理が行われるまでに2週間ほどかかります。